内外の蔵書票に関連するニュースをご紹介します。
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<国内のニュース>
●敦澤紀惠子氏の「木版書票集」が刊行されました。
「敦澤さんの花の書票を、吟味した額に入れて壁に掛けて楽しんでいる人が世界のあちこちにいると思う。
今回この書票集によって多色木版画の美しさ、楽しさが再認識される事を確信している。」
(「敦澤紀惠子さんの書票」内田市五郎序文より抜粋)
刊行日:2024年2月
発行部数:限定75部
定価:25,000円(税込)
申し込み等の詳細はこちらの[PDFファイル] をご覧ください
● 訃報 (オオタカ 平塚昭夫作 合羽版 2006年) 平塚昭夫(ひらつか あきお)氏76歳(版画家) 2023年5月5日にお亡くなりました。謹んでお悔やみ申し上げます。
下記の文章は平塚さんの『歌舞伎絵蔵書票』図録のあとがきと『日本書協会短信』22号によったものです。平塚さんの書票作品は当ページ下部でも紹介している次の2冊の書物にまとめられています。(内田市五郎)
『平塚昭夫全書票(図録)1985-2019』(B5判18頁)、『平塚昭夫全書票リスト(B5判7頁)1985-2019』 平塚昭夫・青木康彦編、2021年10月発行。
書票を作り始めて35年、私にとって書票は興味の対象ではあったがこんなにたくさんの書票を制作することになるとは思いもしなかった。33歳サラリーマンを辞め、絵描きとなり個展活動開始、名も無い地方作家となり2~3年は何としてもこの活動を継続したいと家族の協力(我慢)もあり、今も絵描きだから40年続いた事になる。
70歳を過ぎた今、ゆるゆると好きな絵を描きながら周辺の植物観察など思い描いていたが脾臓癌告知を受け、にわかにかき消されてゆく、穏やかならぬ情況に焦りを感じたが、抗癌剤を受け、2021年、春を迎えることが出来れば1年となる。身体はきついがリンパ節の癌は少しずつ小さくなりまだまだ死にそうにも無い。身辺整理もかねて少しずつ開始した作品整理、身近にある書票から始めています。2021年3月。
● 訃報 関根烝治(せきね じょうじ)氏94歳 (日本書票協会第8代会長(1997-2003)) 2023年3月12日に脳溢血のためお亡くなりました。謹んでお悔やみ申し上げます。
● 青木康彦氏による冊子の紹介
なお、上記冊子をご希望の方は日本書票協会へ申し込んでください。(協会事務所は木曜日のみ業務を行っています。)
1) 山高登書票レゾネはあと残り10部です。 頒価 500円+送料
2) 平塚昭夫全書票とリストはセットとなっています 頒価 600円+送料
● 江副章之介氏 (当協会会員)が主催する「レイミアプレス」のホームページが開設されました。
● 訃報 森本利根(もりもと とね)氏97歳 (版画家)は2021年5月18日にお亡くなりました。謹んでお悔やみ申し上げます。
なお、ご子息の森本あんり氏よりお手紙を頂いておりますので掲載いたします。[手紙PDFファイル]
<海外のニュース>
● 第40回FISAE大会(国際書票連盟会議)参加申し込みについて。
(終了しました)
第40回FISAE Congress(国際書票連盟会議)はスペイン マジョルカ島のパルマで2024年10月1日から6日にかけて開催されます。
この会議へ参加申し込みをされる方は下記の英文の書式に記入の上、その書式を指定のメールアドレス(contratalla@tinet.cat)へ2024年5月30日までに送信して下さい。
参加費は本人のみなら185ユーロ,(会場のホテル宿泊の場合は705ユーロ)を日本の銀行から下記に指定されているIBAN(受取人の口座番号)へ送り、そのデータをe-mailで先方へ送ってください。
宿泊については 下記の英文を参考にしてください。宿泊、書票交換場、最終日のフェアウエル・パーティなどの会場はALUA LEO hotel 内です。
参加登録用紙
● 台湾の作家 潘元石氏の展覧会が開かれました。
2023年3月3日から3月19日まで台湾台南市の台南文化中心文物陳列館で潘元石氏の展覧会が開催されました。その時に作られた展覧手冊が協会に送付されてきましたので、その内容の一部を紹介いたします。
・ 表表紙
・ 略歴
・ 刻画生命:丹青赤子心
・ 蔵書票
・ 裏表紙
● 第39回国際書票連盟会議(FISAE XXXIXGlobal Congress)および第40回国際書票連盟会議について。
デンマークのクラウス・レーデルが発行するニュースレターによると、今年行われた第39回国際書票連盟会議(サンフランシスコ)への参加者は主として北米からの50名でした。2024年の第40回国際書票連盟会議の開催地はスペインのマジョルカ島と決まったそうです。
According to FISAE Newsletter from Klaus Rodel, Denmark, FISAE XXXIX Global Congress at San Francisco was attended by 50 participants, mainly from North America. The next FISAE Congress will be held at Mallorca, Spain in 2024. Olli Ylonen will continue to be FISAE Executive Secretary until next FISAE Congress.
・開催地:ポーランド共和国 Malbork Castle Museum
・期間:2023年6月から9月まで
・作品提出期限:2023年1月20日(消印有効)
同時に 第15回 国際書票作家、収集家大会 も開催されます。
(The 15th International Jamboree of Exlibris Artists and Collectors
Malbork 2023)
応募等に関する詳細は以下の資料(英文付き)をご覧ください。
Malbork Biennale Exlibris
APPLICATION FORM
Malbork 15 International Jamboree of Exlibris
最新情報が届きましたので、英文のまま掲載いたします。こちらをご覧ください(2022.7.15)。
・開催地: 米国カリフォルニア州オークランド、ジャックロンドンスクウェア(注)(サンフランシスコ湾東側)
・期間:2022年 9月11日から18日まで
・参加費:未定。 スポンサーや参加人数によって2022年1月中旬から2月初旬に決まる予定です。
そのため、現地参加あるいはオンラインで参加の意思のある方は こちらよりご登録ください。
・コンペと展示会:ASBC&D( American Society of Bookplate Collectors & Designers )の100周年とFISAE会議を記念し、オープンコンペティション、展示会が行われます。
締め切りは2022年4月15日(消印有効) なお、コンペの詳細は こちらをご覧ください
今後も新たな情報が提示されますので全体の ホームページを定期的に参照してください。皆様のご参加を歓迎いたします。
注)開催地のジャックロンドンスクウェアはサンフランシスコ生まれの小説家 Jack London(1876-1916)にちなんだもので、犬を題材とした小説「野生の呼び声(The Call of the Wild)」「白い牙(White Fang)」等があり、映画化もされています。
参考までに、書票協会に届いた英文のメールを掲載いたしますのでご覧ください。
● 国際書票連盟会議の開催年と開催都市
・このたびFISAE Newsletter 76 2021 が発行され、1953年から2022年までの開催年、並びに開催都市名の一覧が掲載されましたので、当協会で日本向に編集した簡略版を以下に掲載いたします。
オリジナルのニューズレターには、それ以外にチェアマン氏名、参加国数、参加人数、国別開催数、それに航空関係の蔵書票等の情報が掲載されていますのであわせてご参照ください。
日本向け簡略版PDF
オリジナル版PDF
● "寅年・西遊記"国際記念蔵書票大会のご案内 (締め切りました)
(庄漫さんからの書票コンペのお知らせです)
・主催:蔵書票世界聯合会、中欧友好合作協会(2018年香港で設立、登録)
・参加費:無料
・締め切り: 2021年12月12日
・出品作品の条件、テーマ:省略(下記、<大会に関する情報>をご参照ください)
・賞の項目:省略(下記、<大会に関する情報>をご参照ください)
<大会に関する情報>
この大会に関する情報は庄漫さんから寄せられた情報をもとにしております。
庄漫さんから協会に送られてきた情報(日本語)はここをクリックしてご覧ください。
(参考)出品票の日本語訳
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